思ったことを書き綴る「継続」

思ったことを書き綴る「継続」

「継続は力なり」ということわざがありますが、私は最近だんだん、そのことわざの意味の深さを実感するようになってきました。同じことを10年も20年も続けていれば、才能の差は多少あれども、誰でもその道で、ある程度のプロになれます。しかし、現実10年も20年も同じことを続ける人というのはとても少ないのです。どこかでみんな自分に見切りをつけてしまうのでしょう。「自分はこのくらいの人間だろう。」「これ以上やっても無理だろう。」というように、みんな自分の限界を自分で引いてしまうのです。とてももったいないことです。

夢は決して逃げたりしません。いつも同じ場所であなたを待ってくれています。逃げるのはいつもあなた自身なのです。夢をあきらめてしまったら、何のために生きるのでしょうか?私はそうなってしまったら、生きている意味はあまりないのではないかと思います。

なぜなら、夢を持つことができるのは、人間だけの特権だからです。夢を失った時点で、その人はもう人間として生きることを放棄してしまったのです。たとえ心臓が動いていたとしても、夢がなければ、くやしくて眠れないことも少ないでしょうし、感動して涙を流すこともあまりないでしょう。そのような人生がはたして幸せと言えるのでしょうか?

夢の大小は関係ありません。ワクワクする夢を持ちましょう。それが叶う、叶わないは時間と相談してみてください。たいていの夢はすぐには叶わないにしても、こつこつと時間をかけていけば叶うものばかりだからです。

「石の上にも3年」ということわざがありますが、実際に3年くらい同じことを続けてみないとモノの本質など見えてきません。ほとんどの人は、何かをちょっとかじった段階で、自分に向いている、とか向いていないとかを判断してしまいます。

私の感覚なのですが、才能の開花や目標の達成といったものは、普通の人があきらめてしまう三歩ぐらい先にあるような気がします。

「もうだめ。無理。限界。」

そう思って、心が折れそうになったときに、さらに一、二歩まではけっこう粘る人はいるのですが、三歩目まで足を運ぶ人はなかなかいません。三歩まで行くことのできる人は、開き直っている人です。「ダメでもいいや」という気持ちでとことん前進できる人が夢をつかむのです。途中であきらめてしまう人と最初からやらなかった人は、結局同じです。始めたのなら、何かをつかむまでは絶対に止めてはだめだと思います。途中であきらめてしまうくらいなら、最初からやらなければいいのです。

何か新しいことを始めるときに、「よし、〇〇を絶対に頑張るぞ。」とか「いついつまでに絶対〇〇する。」と何かをやる決断をする人はいっぱいいますが、「よし、これを始めたら、いついつまでは絶対やめないぞ。」というやめない決断をする人はなかなかいません。達成することよりも、まずは続けることを目標にしましょう。できるできないは、運やタイミングが関係してきます。しかし、長くやっていれば、いつかは必ず自分の時代がやってきます。自分にバッチリのタイミングがおとずれます。そのときに思いっきり輝けばいいのです。もったいないことに、自分の時代がくる前にみんな挫折してしまうのです。

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このようにやめない決断を最初にしてしまえば、あとはできるだけ楽しく続けていくだけです。どうせ何かに取り組むのであれば、楽しいほうが絶対に幸せですよね?こんな私の考え方をぜひ参考にしてみてください。

さらに、私なりにものごとを継続するポイントをあと二つ考えてみました。

一つは夢をいつも身近に感じておくことです。何かを始めたり、継続したりする最大のモチベーションになるのは、やはり夢です。ですから、できるかぎり毎日、夢を身近に感じておく必要があります。そこで、私なりのアイデアなのですが、毎日、夢に挨拶をしてみてください。欲しいものややりたいこと、なりたい自分に対して、「おはよう」とか「おやすみ」とまるで大切な恋人に言うように、毎日言ってみるのです。すると、そのまだ手に入れていない夢に対して、特別な感情が湧いてくるようになります。そうなってしまえば勝ちです。簡単にあきらめるなんてことはできなくなってしまうからです。

もう一つは言い訳をなくすことです。みんな自分ができない理由を探すのが大好きです。ほとんどの人が、自分を正当化することに頭を使いすぎています。しかし、そんなことはどっちでもいいことです。答えはいつもシンプルです。大事なのは結果。思い通りになったか。ならなかったか。それだけです。続けることは決まっているのですから、挫折してもいい理由なんて存在しません。できる理由を考えましょう。実際、できる理由はできない理由と同じくらい存在します。止めてもいい理由を考えるのはもうやめて、自分が続けていける理由を考えるようにしましょう。

自分がだめな理由も考えなくていいのです。そんなものは誰にだっていっぱいあります。欠陥のない人間なんていませんいし、いても何の魅力もないと思います。ダメなあなたでも成功できるから、人生は楽しいのです。長い人生いろいろなことがあります。うまくいくときも、うまくいかないときも。絶好調のときは「人生は短いんだから、がんばんなきゃ。」と思うようにしています。不調のときは「ボチボチやろう。まだまだ人生は長いんだから。」と考えます。二歩すすんで、一歩戻る。そんな感じで、人は成長していきます。誰にだってスランプはあります。スランプを乗り越えた先で、また一つ成長した自分に出会えるのです。

スランプの乗り越え方は簡単です。とにかく続けることです。終わりのないトンネルもなければ、降り続ける雨もありません。必ずトンネルには出口があるし、いつかは絶対に雨は止みます。昔の人は、雨がずっとふらないとき、雨乞いというのをしたそうです。そして、雨乞いをすると不思議なことに、必ず雨がふったと言われています。なぜでしょう?答えは簡単です。みんな、雨がふるまでずっと祈りつづけていたからです。

何事も続けることが重要です。今の苦労は何年か先の酒のつまみです。ゴールに着くことよりも大事なのは、ゴールまでの道のりを楽しむことです。

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